危機一髪だったりしちゃったりして。

10時25分。そのバスに乗らねば間に合わぬと抹茶ラテは悟った。
時刻は10時24分。

探しているうちに25分になってしまった。
常に少し遅れるバス会社だが、この時間では乗るのは無理だろう、と思った。
しかし、抹茶ラテは諦めなかった。
バス停へ向け、必死に走った。

だがしかし！
いつも利用するバス停には既にバスが停まっていた。
抹茶ラテは次のバス停へ向け走り出した！

バスと並走する抹茶ラテ。
運転手は優しくこっちを見て……

加速した。

なにくそ、と抹茶ラテも加速した。
刹那のタイミング……！！！

抹茶ラテは走り抜いた。

自分より強大な敵を前に一歩も引かなかった。

とゆーわけで乗れました。
歯医者行ってきます。