レインツリーの国。

またまた有川浩さんの本で、昨日読んだものです。
これは『図書館内乱(図書館戦争シリーズ2作目)』に出てきた、健聴者の主人公と聴覚障害のヒロインの物語です。



これも良かったですよ。
もちろん単体でも面白いんですが、
内乱読んだ後だと特に面白いです。


でも何ていうかこう……考えさせられるものもあってですね。
この辺は流石有川さんだなぁと思います。


例えばヒロインのメールの1文にある、これは衝撃が凄かったです。
『傷つけた埋め合わせに自信持たせてやろうなんて本当に親切で優しくてありがとう』
もちろん皮肉なわけなんですが。
ただの皮肉と微妙に違うんですよ。


読んでみれば状況とかもわかると思いますので、ここには余分なことは書きません。
まだ読んだことない人にはオススメです。


さーて、次は『シアター』でも買ってみるかな。