ウス事件概要 + その他。

これからは面倒なんで一人称が『俺』になります。
ご理解のほどよろしくおねがいします。


昨日高校の対面式ってのがあったんですけど。
そのとき〜その後のことを書きたいと思います。


新入生、入場。
不特定多数の先輩方「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
俺ら「!?」
不特定多数の先輩方「☂♧◎◆☎❖※☆!!!!!」
抹茶ラテ「(き、聞き取れん)」


新入生の挨拶、生徒会長の挨拶を終えて。


司会(?)の先輩「続いて、新入生の応援団入団式です」
団長登場。めっちゃゆっくり。


団長さん「新入生、さんびゃく、じゅう、ななめいのぉ! 応援団! 入団をぉ! きょおかするぅ!!!」
不特定多数の先輩方「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
俺ら「!?」


応援団員A「お前ら、当然応援歌は覚えてきたんだろうなぁ」
俺ら「・・・」
応援団員A「最初は・・・・・だ! いくぞ、せぇーえの!!」
新入生「(ポカーン)」
抹茶ラテ「(聞き取れねーよ滑舌よく喋れよ)」
団員A「なんで歌えネェンだよ!! (高校名)なめてんのかぁ!?」
先輩方「てめぇらやる気あんのかぁ!? んだこのやろう! さっさとうたえやごるぁ!」(みたいな罵詈雑言。喧々囂々)
抹茶ラテ「(……えええええええええええええええ)」
新入生「(ポカーン)」
団員A「仕方ねぇ、次は・・・・・だぁ! いくぞ、せぇーえの!」
俺ら「・・・」
抹茶ラテ「(もう意味分からん……)」
団員A「なんで歌えネェンだよ!! (高校名)なめてんのかぁ!?(まさかの繰り返し)」
先輩方「てめぇらやる気あんのかぁ!? んだこのやろう! さっさとうたえやごるぁ!」(みたいな罵詈雑言。喧々囂々再び)
新入生「(ポカーン)」
抹茶ラテ「(ポカーン)」


みたいなやりとり暫し。
先輩方が歌ったりしてましたが特に面白くもなんとも無かったので省略。


団員B「・・・・・・・・・・だ! 分かったか!?」
抹茶ラテ、ぼーっとしてて聞き逃すの巻。
先輩方「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおい!!」
抹茶ラテ「(よくこのテンション続くな、先輩方……)」
団員B「(高校名)なめてんのかぁ!?(まさかの使い回し)」
新入生「(ポカーン)」
抹茶ラテ「(かーえりたーい かーえりたーい あったか(ry )」


団員Bは挨拶について喋っていたようだ。あと返事。
団員Bの言葉に俺らから返事が無かったので先輩方から避難を浴びた、ということらしい。
退場のときには先輩方から『帰れ』コールを浴びせられまくった。
言われなくても帰るって。すぐ帰りますよ。


なんだかんだで放課後。
友人K(決して名前ではない。イニシャルだ)を昇降口で待っていたときの話。


これが『ウス事件』である。



抹茶ラテ「K君遅いなー」
先ほどの団員A登場。
通り過ぎようとしたので(一応)会釈をする。
……と思ったら立ち止まった。俺の目の前で。
団員A「……おい」
抹茶ラテ「はい?」


団員A「挨拶はどうした」


抹茶ラテ「・・・(あぁ、そういうことか)・・・うす」
団員A「聞こえねぇ」
抹茶ラテ「(耳に障害でもあるんじゃない?)……うす!」
団員A「もっと腹から声だせゴルァ!」
抹茶ラテ「……………うす!!!
団員A「もっと出せるだろ!!」
抹茶ラテ「うす!!!!!
団員A「もっとだ!!」
抹茶ラテ「(っ!)…………うっす!!!!!
団員A「・・・・・(無言で去っていく)」
抹茶ラテ「(なんだったんだ、あれ……)」


ここまでならいいのである。
団員さんもキャラ作りで大変だな、と納得できる。
しかしである。


団員A「挨拶はどうしたぁ!」
新入生「・・・うす」
団員A「聞こえねぇ!」
新入生「・・・うす」


団員Aさん、俺のときよりも満足そうな表情で去っていく。そんな馬鹿な。


おかしくね!?
俺、帰りで人がいっぱい居る中叫びまくったのに呟き2回でOKってどういうこと!?
『あいさつしろよごるぁ!』
昇降口から校内に入っていった団員さんの声。
とても嬉しそうである。そんな馬鹿な。



これがウス事件の全容である。
……もう高校いきたくない。いや、行くけど。



ってことで応援歌の練習に戻ります。
ご愛読ありがとうございました。



……今まででトップクラスに長いのがこの記事。